初めてお子さんを授かった時、どんな気持ちでしたか?
びっくりした?とにかく嬉しい?不安な気持ち?
色々な気持ちを持たれた方がいると思います。
私は、「ほんとに?」というのが第一の気持ちでした。というのも、結婚5年目にして授かった命だったから。
そして、風邪のような症状で少し熱がありながら病院に行ったところで、かかりつけであった婦人科で一応見てもらうと妊娠反応が出ていたのです。
ですから「ほんとに?」という気持ちでした。
どんな気持ちを持ちながらも、産まれる前は、五体満足で産まれてくれさえすればそれ以上望むものはないと思っていた方も多いのではないでしょうか?
そして産まれてきた我が子はとても可愛いものですよね。
しかし、その想いは束の間。赤ちゃんはママの都合は考えてくれません。
妊娠中から育児書を色々と読んで勉強されている方も多いと思います。こんなふうに育てよう、自分が出来なかったことはやらせてあげよう。そんな夢も考えながら妊娠中を過ごされていませんでしたか?
でもでも、赤ちゃんはそれぞれです。ひとりひとり個性も違うし、体力や食欲も違います。育児書通りになんてなかなか進まないものです。
自分が子育てをする時、主人の仕事の関係で遠方に住まなければならなかったこともあり、近くに手伝ってくれる両親もいませんでした。今ほどネットも便利でなかったので、子育ての情報となるとやはり本を見ていましたかねぇ。
探り探りの中、子育てしていて、少し大きくなってくると近くの子育て支援施設に行ったり、保育園の一時保育を利用したりしていました。
そこで初めて「こんなことできるんだぁ」「もうやらせてみて良いんだぁ」ということを何回か感じたことがあります。そして過ぎていくうちに、あの時もっとこんなことさせておけばよかったなぁ。この子の得意をもう少し別の方法で伸ばすことが出来たかもしれないということがありました。
時間は元とに戻すことはできません。でも、今できることは沢山あります。
私は、子育てをしながら保育士の免許を取り、保育園に勤めたことで自分の子育て以外でもその時その時の大切さを学びました。
これから少しずつお伝えして、いきたいと思います。